テレホン法話
~3分間心のティータイム~

【第800話】「けいこは嘘をつかない」 2010(平成22)年3月11日-20日

お元気ですか。3分間心のティータイム。徳本寺テレホン法話、その第800話です。
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 大相撲で昨年の年間最多勝に輝いたのは、86勝を挙げた横綱白鵬です。以下年間勝利数の上位は6位まで外国人力士が占めています。やっと7位に日本人力士が顔を出します。大関魁皇です。6場所すべて8勝7敗で48勝42敗という成績でした。
 そしてこの37歳という幕内最年長の力士は、先場所幕内最多となる808勝という金字塔を打ち立てました。22年前、15歳で大相撲に入門。5年後に新入幕を果たし、以来17年間99場所幕内に在位しています。優勝5回、大関在位57場所ながら、カド番回数も12回と、決して順調な土俵人生ではありません。一番でも多く勝つという記録は、長く続けなければ達成できません。様々な逆境に遭っても、諦めず、挫けずに、挑み続けなければ、記録はついてきません。勿論、負けが続けば、相撲を取りたいと思っても、許されないこともあります。そこは勝負の世界の厳しさです。
 魁皇自身はこう話しています。「記録を意識してやっているわけじゃない。あんまりこだわりはない。長く現役をやれているのは、けいこをして、ケガをしたら治してとやってきたから」。徹底的にけいこをし、よく体調を管理して、土俵に上がることを最優先にしてきた精進の証が808勝に結びついたのでしょう。なるほど、けいこは嘘をつかないといいますが、ほんとうですね。
 さて、魁皇の808勝と比較するのも、おこがましい話ですが、魁皇が初土俵を踏んだと同じ年から私が担当したこのテレホン法話も、今回22年かけて、800話を迎えました。10日毎に3分間の法話をしてきての結果です。おかげさまで体調を維持できたので、休まず続けられました。何より、毎回必ず、どなたかが聴いて下さっているという事実に励まされて今日まできました。改めて御礼申し上げます。テレホン法話に特別なけいこはいりませんが、けいこは嘘をつかないことを信じて、私はせめて嘘八百を並べないように、今後ともテレホン法話に精進して参りますので、よろしくお聴き下さい。
 ここでご報告致します。2月のカンボジアエコー募金は、57回×3円で171円でした。ありがとうございました。
 
 それでは又、3月21日よりお耳にかかりましょう。

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