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[新刊本]月を流さず ―和尚の語り草―

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10年間のテレホン法話ライブを紙上再現 [新刊本]
月を流さず ―和尚の語り草―
早坂文明:著
蕃山房刊 1,500円(税別) ケース付
 電話で法話を伝えて30年。それを本堂でライブ再現して10年。そのライブとは、3分間の法話では伝えきれなかったことや裏話を、ピアノ演奏と映像を交えて語り継いだものです。ある意味、本音トークでもあります。
内容はカンボジア支援のこと、東日本大震災の被災状況から復興に至ることなどを中心に、世の移ろいを仏さまの眼差しで語っています。
ライブ感溢れる話し言葉と多数の関連写真で構成された杉下城司氏の書籍設計は秀逸。

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あけましておめでとうございます

新しい年も幸多いことをお念じ申し上げます。 昨年は兎歳でしたが、「熊歳」かと思いたくなるほど、熊の出没や被害が続発しました。これは熊だけの責任ではないでしょう。我々人間が、自然環境をわがもの顔で破壊したことも、一因であることは疑いの余地がありません。今年は辰歳、動物でいえば龍です。十二支の中では唯一架空の動物です。実在しないからと言って油断してはなりません。龍は仏法の守護神。仏さま以上に我々のこと... [続きを読む]

徳泉寺永代供養墓 一心塚

徳泉寺笠野墓地内に永代供養墓「一心塚」を整えました。この塚は東日本大震災の時、墓地内に堆積した砂です。墓石をなぎ倒し、骨堂まで抉った砂には、遺骨も混じっていたため、捨てずに境内の一角に仮置きしていたものです。この度改めて塚を築き、塚の中に骨堂を設置しました。大震災を象徴する塚でもあります。津波で流されても奇跡的に無事発見された徳泉寺の「一心本尊」に因んで、「一心塚」と名付けました。 永代供養墓... [続きを読む]

あけましておめでとうございます

新しい年も幸多いことをお念じ申し上げます。 唱歌「故郷」を国歌にした方がいい、と言った人がいます。田舎に住む私でさえ、歌詞にある情景を目にすることはなくなりました。せめて歌の中だけにでも、残しておきたいと思う今日この頃です。恥をさらせば、子どもの頃「兎追いし かの山・・・」という歌詞を「兎美味しい かの山・・・」と聞こえて、兎狩りの歌なのかなと思っていました。今や、たまに野兎を見かけますが、それ... [続きを読む]