お知らせのみ

あけましておめでとうございます

新しい年も幸多いことをお念じ申し上げます。

 唱歌「故郷」を国歌にした方がいい、と言った人がいます。田舎に住む私でさえ、歌詞にある情景を目にすることはなくなりました。せめて歌の中だけにでも、残しておきたいと思う今日この頃です。恥をさらせば、子どもの頃「兎追いし かの山・・・」という歌詞を「兎美味しい かの山・・・」と聞こえて、兎狩りの歌なのかなと思っていました。今や、たまに野兎を見かけますが、それ以上に猪が我が物顔で、里を闊歩しています。「猪狩り」の歌が求められるところです。
 人間様の都合が里を荒らして久しくなります。兎の赤い目は、自然の破壊を嘆いて泣き腫らしたからと思って、我が身を省みましょう。慎みある日常を心がけましょう。
 兎年とは言っても、飛んだり跳ねたりは得意ではない、極めておとなしいホームページではありますが、何がしかを発信してまいります。今年もお付き合いくださいまして、より良い1年をお過ごしください。
                       合 掌

最近の記事

あけましておめでとうございます

新しい年も幸多いことをお念じ申し上げます。 昨年は兎歳でしたが、「熊歳」かと思いたくなるほど、熊の出没や被害が続発しました。これは熊だけの責任ではないでしょう。我々人間が、自然環境をわがもの顔で破壊したことも、一因であることは疑いの余地がありません。今年は辰歳、動物でいえば龍です。十二支の中では唯一架空の動物です。実在しないからと言って油断してはなりません。龍は仏法の守護神。仏さま以上に我々のこと... [続きを読む]

施餓鬼会(せがきえ)と清興「講談」
~彼岸会の先祖・水子の供養法要~

〝空青く松も緑のみ仏に 子らが捧げる彼岸花かな〟(「彼岸御詠歌」より) ●9月23日(土・秋分の日)午後2時 ●徳本寺本堂 ●回向料:供養塔婆1本 3,000円 ◇施餓鬼会(先祖・水子の供養法要) ◇御詠歌奉詠 ◇清興:講談「伊達の血筋を守った男 大條道直」 出演 村田琴之介 伊達政宗は豊臣秀吉より茶室を拝領したとの説がある。 大條15代道直はその茶室を賜るほどの手柄を挙げ... [続きを読む]

徳泉寺永代供養墓 一心塚

徳泉寺笠野墓地内に永代供養墓「一心塚」を整えました。この塚は東日本大震災の時、墓地内に堆積した砂です。墓石をなぎ倒し、骨堂まで抉った砂には、遺骨も混じっていたため、捨てずに境内の一角に仮置きしていたものです。この度改めて塚を築き、塚の中に骨堂を設置しました。大震災を象徴する塚でもあります。津波で流されても奇跡的に無事発見された徳泉寺の「一心本尊」に因んで、「一心塚」と名付けました。 永代供養墓... [続きを読む]