一心本尊さまからのお便りということで、「一心通信」とすべきところ、一心に写経いただいたみなさまと一心本尊さまが心を通わせながら、一日も早い復興を願うという意味も込めて、「一心通心」と名付けました。折に触れ、発信してまいります。

11月15日現在　988件（2,957口）の「はがき一文字写経」の納経申込みをいただいております。総額1,478万円を超える納経志納金が寄せられています。ありがとうございます。沖縄県の方からも納経をいただき、ついに北海道から沖縄まで全国のみなさまにご支援をいただいております。

　曹洞宗山形県第三宗務所第７教区の住職様・寺族様が、10月30日に山元町を訪れ被災状況を見聞していかれました。千年塔や復興いちごハウスなどを訪ねられました。その折、徳泉寺境内の東日本大震災犠牲者供養塔の前で、供養のお勤めをし、ご焼香いただきました。

　　"歌う尼さん"やなせななさんが、作曲し歌って下さっている「はがき一文字写経」のイメージソング『ひとつの心』（作詞：早坂文明）の動画ができました。震災前の山元町の風景や震災当時そして現在の様子などが、歌にのせて映し出されます。

　やなせななさんがコンサートで全国を回って、『ひとつの心』を披露し、写経を勧めて下さっているおかげで、日本各地から写経が届いています。

　平成25年8月16日付同紙で、被災した寺社仏閣に「政教分離」の壁により、公的支援がないという困難な実状の中で、写経による再建を試みていて、支援の輪が広がっていると紹介された。