お知らせのみ

復興への仕上げ
[クラウドファンディング]で復興の道のりを伝えてゆく


東日本大震災ですべてが流出した徳泉寺は、全国から寄せられた「はがき一文字写経」による復興を目指してまいりました。おかげさまで、5月18日本堂の上棟式を迎えることができました。今秋の完成に向けて作業を進めております。そこで、これまで8年、寺の再建にかけて歩んだ道のりをまとめた冊子『青空があるじゃないか』を製作致します。 そのため資金150万円を目標に、クラウドファンディングサービス「Readyfor」で、6月3日(月)よりプロジェクトを開始致しました。
 
その冊子はこれまで寺の再建にご支援いただいたみなさまへお届けいたします。一文字一文字が繋いだご縁に感謝し、きちんと恩返しをしたいからです。復興への仕上げとして、このプロジェクトを達成し、本堂完成をみなさまと共にお祝いしたい。そんな想いでクラウドファンディングに挑戦しています。暖かい応援のほどを、何卒よろしくお願い申し上げます。                                                                  合 掌

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施餓鬼会(せがきえ)と清興「講談」
~彼岸会の先祖・水子の供養法要~

〝空青く松も緑のみ仏に 子らが捧げる彼岸花かな〟(「彼岸御詠歌」より) ●9月23日(土・秋分の日)午後2時 ●徳本寺本堂 ●回向料:供養塔婆1本 3,000円 ◇施餓鬼会(先祖・水子の供養法要) ◇御詠歌奉詠 ◇清興:講談「伊達の血筋を守った男 大條道直」 出演 村田琴之介 伊達政宗は豊臣秀吉より茶室を拝領したとの説がある。 大條15代道直はその茶室を賜るほどの手柄を挙げ... [続きを読む]

徳泉寺永代供養墓 一心塚

徳泉寺笠野墓地内に永代供養墓「一心塚」を整えました。この塚は東日本大震災の時、墓地内に堆積した砂です。墓石をなぎ倒し、骨堂まで抉った砂には、遺骨も混じっていたため、捨てずに境内の一角に仮置きしていたものです。この度改めて塚を築き、塚の中に骨堂を設置しました。大震災を象徴する塚でもあります。津波で流されても奇跡的に無事発見された徳泉寺の「一心本尊」に因んで、「一心塚」と名付けました。 永代供養墓... [続きを読む]